昼食後の眠気対策|眠くなる原因とスッキリと起きれる方法を紹介

昼間に眠くなりにくい方法は?仕事中・勉強中の強烈な眠気対策

繁忙期や受験直前などラストスパートをかけなければいけない時もあります。しっかりと眠気を覚まして集中できれば、作業や勉強の効率も高まります。しかしどうしても強い眠気が生じることもあるのではないでしょうか?日中に強い眠気が生じる原因にはどのようなものがあるのでしょうか?そしてどうしても眠気が強い時はどのようなことをすればよいのでしょうか?

なんだかスッキリ起きられない…そんな日が続いたら

もしかしたらその原因は「合わない寝具を使っている」ことにあるかもしれません。体に合わない寝具を使い続けることで、寝心地の悪さを感じるうえに、首や腰、背中への負担など様々な不調を引き起こす原因にも繋がるため注意が必要です。もしも現在そんなお悩みをお持ちであれば一度寝具の見直しをおすすめします。

知っておきたい寝具の選び方
目次

1.なぜ日中に眠くなるのか

しっかりと睡眠を取っていても日中に眠気が生じることがあります。もちろん、その日の体調次第で眠気が生じることもありますが、主な原因には以下のようなものがあります。

1-1.睡眠負債の蓄積

睡眠は心身の疲労を回復させ、自律神経のバランスを整える重要な役割があります。しかし睡眠不足が続くと、不足した睡眠時間が借金のように積み重なっていきます。積み重なった睡眠不足は「睡眠負債」となり、心身に悪影響を及ぼします。

1-1-1.蓄積していく睡眠不足

睡眠不足は思ったより重大な問題です。1日や2日程度の睡眠不足ならば翌日に多少の疲労感や倦怠感がある程度で済みます。また、その日に早めにベッドに入るようにすれば次の日に解消しているでしょう。しかし睡眠不足が慢性的に続くと、どんどん積み重なっていきます。

1日に7時間の睡眠が必要な人が1日5時間しか眠れなかった場合、平日だけで考えても週に10時間の睡眠不足が蓄積していきます。週末に多少早めにベッドに入る程度ではこの睡眠不足を解消することはできません。こうしてどんどん睡眠時間が蓄積していき、睡眠負債となります。

1-1-2.睡眠負債の弊害

睡眠負債が蓄積していると、常に睡眠不足のような状態となります。疲労感や倦怠感に襲われ集中力や注意力の欠如が生じます。睡眠が足りていない状態なので、日中に強い眠気に襲われることもあります。特に受験期などは睡眠時間を犠牲にしてまで、勉強を優先させてしまうこともありますが、実は集中力の観点から考えてあまりよいことではありません。勉強にしろ仕事にしろよりよいパフォーマンスを出すためには、しっかりと睡眠時間を確保して睡眠負債を溜めないことが重要です。

関連:睡眠負債とは?セルフチェック法と対策のヒント

1-2.意欲の低下

昼食後、どうにも強い眠気が生じてしまうことはありませんか?以前は食事を摂ると、血流が消化器に集中して脳に回らず眠気が起こると考えられてきました。しかし脳に回る血流が減ることはなかなか考えづらいことです。そのため、血流以外に原因があり、昼食後の眠気に繋がるのではないかと考えられるようになってきました。

現在では「意欲の低下」が昼食後の眠気の正体だと考えられています。満腹感を得ることによりある種の満足感が生じて、活発に活動する意欲が低下することで眠気が生じるようです。

1-3.睡眠の質の低下

昼間に眠くなりにくい方法は?仕事中・勉強中の強烈な眠気対策 睡眠の質の低下

脳を休める睡眠は「ノンレム睡眠」です。ノンレム睡眠は眠りについた後の最初の90分で最も深くなります。睡眠の質が低下し、ノンレム睡眠が阻害されると、睡眠不足と同じ状態となります。睡眠の質が低下する原因は様々です。特に以下のようなものが主な原因として挙げられます。

・ストレスによる交感神経の刺激
・午後3時以降のカフェインの摂取
・寝る前の電子機器の操作
・寝る前の食事、入浴
・更年期

など

関連:睡眠の質を高めるカギはノンレム睡眠

1-4.もしかして糖尿病の可能性も

昼食後の眠気は意欲の低下が原因と考えられています。そのため、誰であっても起きる可能性があります。うとうとする程度ならば意欲の低下による眠気と考えられますが、仕事に支障が出るほどの強い眠気が生じる場合は糖尿病の可能性もあります。食後、食べた糖質により血糖値は一時的に上昇します。この時、副交感神経が優位になるため一時的に心身がリラックスした状態になります。本来、食後上昇した血糖値はインスリンというホルモンの働きにより、通常の値に戻ります。

1-4-1.血糖値が高い状態は副交感神経が優位になり眠気が生じる

しかし糖尿病や糖尿病予備軍の人はインスリンの働きが弱く、血糖値が高い状態が持続します。そのため、常に副交感神経が優位になることで強い眠気が生じます。糖尿病は自覚症状があまりないため放置してしまいがちですが、様々な健康状態を脅かす可能性があります。健康診断で高血糖を指摘されたら生活習慣の改善を意識しましょう。

1-5.ナルコレプシー

ナルコレプシーは過眠症の一つです。最も多い症状としては、日中の強い眠気です。仕事中や授業中に急に意識が消失してしまうレベルの眠気が生じることもあります。この眠気はコントロールが難しく、周囲から怠け者の烙印を押されがちです。しかし睡眠障害の一つなので、適切な治療を施せば改善することが可能です。

1-6.睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群は、就寝中に気道が閉塞することで無呼吸状態が生じる睡眠障害です。原因としては肥満や高血圧、もともとの喉や舌の形状などがあります。無呼吸が生じると酸素が不足するため、脳が覚醒します。脳が休んでいるノンレム睡眠中でも、脳が覚醒してしまうため睡眠の質が極端に低下します。

1-6-1.大きないびきや循環器系へのダメージも

起床時に熟睡感がなく、日中の強い眠気が問題となります。仕事中や学校でも強い眠気が生じるため、日常生活に支障が出ます。また乗り物を運転する職業の人が睡眠時無呼吸症候群になると重大な事故を引き起こすこともあります。大きないびきや無酸素による循環器へのダメージも問題となるため、早めに治療すべき睡眠障害です。

関連:寝相が悪い…もしかして睡眠時無呼吸症候群かも
関連:うるさいいびき対策 原因と対応防止方法

1-7.花粉症などの薬

花粉症やアレルギー性鼻炎などのアレルギー性疾患に用いる薬はアレルギーを抑える働きが強いほど、眠気が生じやすくなります。抗アレルギー薬のほとんどが注意事項として服用後の車の運転を禁止しているほどです。花粉症やアレルギー性鼻炎があり、抗アレルギー薬を飲んでいる人は日中に強い眠気を生じてしまうことがほとんど避けることができません。

1-8.単なる寝不足

前日に寝る時間が遅かった、思ったよりも早めに起きてしまったなどといった場合、日中に眠気が生じてしまうことがあります。カフェインを摂取する、冷たいものを飲むなどである程度眠気を抑えることは可能です。寝不足にならないように注意することが何よりの対策です。

2.眠くなった時の対処法

眠くなった時の対処法

日中に強い眠気が生じてどうしても困ってしまうときもあるかと思います。眠くなった時の対処法には以下のようなものがあります。

2-1.睡眠障害やなんらかの原因がある場合

ナルコレプシーや睡眠時無呼吸症候群、早期覚醒、中途覚醒、入眠困難、むずむず脚症候群などの睡眠障害がある場合、これらの治療が優先されます。また糖尿病やうつ病など睡眠障害ではない原因状態の場合も同様です。これらの治療をしないまま、無理をしてもより症状が悪化してしまうことがあります。

睡眠障害の場合は睡眠外来や睡眠センター、診療内科、それ以外の原疾患の場合はまず内科で診察を受けるようにしましょう。

2-2.生活習慣が原因の場合

前日寝不足だった、睡眠負債が溜まっている、繁忙期で無理をせざるを得なかった、このような時は一時的に仮眠をとることが有効です。仮眠を取り始めておよそ5分で比較的浅い、ノンレム睡眠へと入っていきます。ノンレム睡眠は脳が休んでいる状態で、眠気や倦怠感を晴らすのに重要な睡眠です。

ノンレム睡眠はステージ1から4までがあり、4が最も深い眠りです。ステージ2までは比較的浅く、脳を休めるとともに短時間でスッキリと起きることができます。

2-2-1.昼寝はステージ2で起きるのがポイント

ステージ2の睡眠には仮眠を取り始めてから5分後くらいで突入します。その後20分を経過するとステージ3の深い眠りに突入していきます。仮眠でスッキリと起きるポイントは15分から20分くらいでアラームを鳴らして起きることです。

仮眠を取る前にコーヒーなどでカフェインを摂取しておくと、スッキリと起きやすくなります。どうしても眠気が強い場合、過眠をとると頭がスッキリして午後からの集中力や効率が高まるためおすすめです。

関連:昼寝の時間はどれくらいが最適?仮眠の効果と注意事項

3.まとめ

・日中に眠くなる原因は睡眠不足や睡眠負債の影響が大きい
・昼食後の眠気は「意欲の低下」により起きる
・昼食後の強い眠気が持続する場合、糖尿病の可能性も
・ナルコレプシーや睡眠時無呼吸症候群といった睡眠障害の場合は治療を優先させる
・一部の薬剤は眠気を誘発させることがある
・日中の強い眠気を晴らすためには仮眠が有効

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