つらい寝違え、二度としたくない!予防する方法は?

つらい寝違え、二度としたくない!予防する方法は?

変な体勢で寝てしまって朝起きたら首が曲がらない…そんな「寝違え」に悩んでいませんか?どんな仕組みで寝違えが起きるのか知ることが寝違えを防ぐための第一歩です。そこでこの記事では寝違えの仕組みと寝違えを防ぐ対策について紹介していきます。

目次

朝起きたら急に首がいつものように曲がらない…。そんな辛い「寝違え」を一度は誰もが経験したことがあるのではないでしょうか?寝違えを起こすのは寝ている時の体勢だけではなく日常の姿勢なども関係があります。
二度と同じ辛さを味わうことがないようにするためには、まず寝違えが起きる仕組みを知っておくことが予防の第一歩となります。
そこで今回は首の寝違えが起きる仕組みと寝違えを防ぐ対策について紹介していきます。

1.寝違えはなぜ起こる?

眠って目が覚めたときに首が曲がらない、首から肩にかけて辛い負担を感じる状態を「寝違え」といいます。一度寝違えてしまうと、その日だけではなく2、3日尾を引くこともあり、仕事や生活に差し支えることも多い厄介なものです。
多くの場合が睡眠中に不自然な姿勢で寝てしまったことが原因ですが、しばしば寝違えを繰り返す場合には他にも原因が考えられます。まずは寝違えが起きる仕組みと原因を理解して、予防に役立てましょう。

1-1.目覚めたら違和感が…!寝違えが起こる仕組み

「寝違え」は、不自然な姿勢が長時間続いたことにより首周りに余計な負荷をかけてしまったことが主な原因となります。他にも日常的な姿勢も関係している場合や、前日にいつも行なっていないスポーツや動作をして筋肉の一部が凝り固まっている場合などが考えられます。原因を正確に特定することは難しいですが、一般的には首の周りに無理な負担がかかって「寝違え」が起こるとされています。

板状筋(ばんじょうきん)と僧帽筋(そうぼうきん)のイメージ図

1-2.寝違えやすい人っているの?

最近何度も寝違えることが増えた、何度も繰り返しているという場合には、寝違えを起こしやすい状態に陥っている可能性が考えられます。
例えば次のような姿勢や日常動作を繰り返すことが多い人は寝違えを起こしやすいといえます。あなたもどれかに当てはまるのではないでしょうか?

● 腕の使い過ぎ、重たいものを持つことが多い
● 運転やパソコン作業など同じ姿勢を長時間続けることが多い
● 寝返りを打つことが少ない
● 運動不足である

特に近年はパソコンやスマホの普及により、同じ姿勢を長時間続けることが増えていて、首の周りに負担がかかりやすくなっています。そのような疲れや姿勢の悪さにより感覚が鈍ることで寝違えやすくなる場合もあると言われています。
ただし、首への負担があまりに強い場合や首の違和感を頻繁に感じるようであれば、他に原因がある可能性もあるので、一度病院で相談することをおすすめします。

1-3.寝違えが起こりやすいシチュエーションは?

「なぜ今日に限って寝違えてしまったのだろう?」と不思議に思うこともあるかもしれませんが、実は寝違えには起こりやすいシチュエーションがあるのです。あなたが寝違えてしまった原因は次のどれに当てはまるでしょうか?

● 深酒をして帰ってきて、そのまま寝てしまった
● 仕事で疲れ果てて、そのまま普段とは違う姿勢で寝てしまった
● ソファーやこたつなど、いつもと違う場所で寝てしまった
● 合わない高さの枕やベッドで寝ている、枕から頭が落ちていた
● 忘年会シーズン、送別会シーズンなどで付き合いが最近多い
● 気温や室温が低くて体が冷えている
● 掛け布団を掛けずに寝てしまった
● パジャマや寝巻きではない外出着のまま寝てしまった

疲れきってしまった時や深酒をした時は、変な姿勢で寝てしまうだけでなく、十分な寝返りを打てなくなることも多くなり、寝違えを起こす原因になり得ます。また、自分に合った枕やベッド、布団を使っていないことも、寝ている間の体勢や寝返りに影響しやすくなります。さらに、「冷え」が原因になることもあります。うっかり深酒してそのままの服装で、ソファーに倒れこんで寝てしまった…なんて状況は寝違えを引き起こしやすい危険なシチュエーションと言えます。

2.寝違えを防ぐための対策

寝違えを防ぐには、寝ている間の姿勢と睡眠までの過ごし方の両方に気をつけることが大切です。辛い状態を繰り返さないため、次の予防対策を取り入れてみましょう。

2-1.枕を見直す

自分に合っていない枕を使っていることが、寝ている間の首や背中に無理な負担をかけている可能性があります。最近枕を変えたばかり、長年使っている枕がへたってきているという方は枕を見直すと良いでしょう。首に余計な負担をかけないように、自分の頭に合った高さ・硬さ・形状の枕を選ぶことがポイントです。

自分に合っていない枕を使っていると、寝ている間の首や背中に無理な負担をかけている可能性も

2-2.布団、マットレスを見直す

正しい首の位置、寝相で寝るには枕だけではなく、布団とマットレスの硬さも自分に合っているかどうか見直すことも大事です。柔らかすぎるのも硬すぎるのも睡眠時の体に負担をかけてしまうので、適度にフィットする低反発タイプなどを試してみるのも手です。体にかかる圧力を分散して衝撃を吸収するので、睡眠時の体への負担も軽減されやすくなります。仰向け、横向きのどちらでも無理のない自然な姿勢をサポートしてくれる布団・マットレスを選ぶようにしましょう。

2-3.寝室の室温を見直す

寒くて動きが悪くなったり、固まりやすい冬場になると寝違えやすくなる人もいます。また、夏でもエアコンの効かせ過ぎで朝起きたら寝違えていた…なんてこともあるでしょう。寝室の室温は夏場なら約25-26度、冬場では約22-23度くらいの適温に合わせるように上手にエアコンを利用しましょう。
また、室温だけではなく、首と肩周りを冷やさないように掛け布団をしっかりと首周辺まで掛けて寝ることも大切です。

2-4.泥酔した状態で寝ない

泥酔した状態では寝返りが少なくなったり、普段とは違う場所で寝てしまったり、不自然な姿勢で寝てしまいがちです。枕が外れた状態で寝てしまって、朝起きたら寝違えていたなんてこともあります。泥酔したまま寝てしまうことがないように、酔って帰ってきたら一旦酔いを覚ましてから寝ることが大切です。

アルコール摂取からの経過時間と血中アルコール濃度の推移イメージ

また、パジャマや寝巻きではない外出着や窮屈な服装で寝てしまうと体が緊張しやすく不自然な寝姿勢になりがちです。酔って帰ってきたときでも、寝るための服装に着替えて、きちんと寝床で寝ることを心がけましょう。なるべく泥酔するほどお酒を飲まないようにすることも大事です。

2-5.ベッドや布団以外の場所で寝ない

深酒した時や疲れ果ててしまった時などはベッドや布団以外の場所で寝てしまいがちですが、寝違えを引き起こしやすいNGな行動です。
すぐに寝てしまいたい時でも、ソファーやこたつなど違う場所で寝ないでベッドや布団で寝ることが大切です。ベッドの上に物を置いたりせず、いつでもすぐに横になれるように寝室の環境を整えておきましょう。

2-6.就寝前に入浴する

入浴には体の深部から温めて、リラックスする効果があります。緊張状態を和らげることで寝違えの予防にもなるので、入浴で体を十分に温めてから寝るようにしましょう。ただし、寝る直前の入浴は逆に睡眠の妨げになることもあるため、就寝前2-3時間前の入浴がおすすめです。

2-7.運動やストレッチを習慣づける

運動不足、デスクワーク中心の生活は、寝違い引き起こす要因の一つです。運動やストレッチでほぐすことを習慣づけると寝違えの予防につながります。定期的な運動やデスクワークの合間、寝る前などのストレッチを習慣づけるようにしましょう。
ただし、寝違えた直後で動くのが辛いときは悪化させる可能性があるので無理に動かないようにしてください。

寝る前のストレッチ

3.まとめ

辛い寝違えを二度と起こさないようにするためには、寝ている間の体勢を整えることが第一です。そのためには枕や寝具を見直して、無理のない体勢で寝られるように工夫しましょう。また、寝る前までの時間の過ごし方、日頃の生活習慣も関係します。どうして寝違えてしまったのか原因を突き止めて、二度と繰り返さない対策を取り入れていくことが大切です。

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