朝型?夜型?睡眠タイプはどっち?それぞれの特徴、変える方法を紹介

朝型?夜型?自分の睡眠タイプについて知ろう!

あなたは朝型?夜型?どちらでしょうか?ここでは、どのようにして朝型と夜型が決まるのか、また自宅ですぐにできるセルフチェックもご紹介します。自分のタイプを詳しく知り、あなたに合わせたよい睡眠習慣のコツをチェックしていきましょう。

なんだかスッキリ起きられない…そんな日が続いたら

もしかしたらその原因は「合わない寝具を使っている」ことにあるかもしれません。体に合わない寝具を使い続けることで、寝心地の悪さを感じるうえに、首や腰、背中への負担など様々な不調を引き起こす原因にも繋がるため注意が必要です。もしも現在そんなお悩みをお持ちであれば一度寝具の見直しをおすすめします。

知っておきたい寝具の選び方
目次

1.朝型、夜型は何で決まる?

「朝型」「夜型」は、本当に存在するのでしょうか?答えは「Yes」です。なぜ睡眠のタイプには朝型夜型があるのか、また、夜型から朝型に変えることはできるのかなど「朝型」と「夜型」の秘密を紐解いていきましょう。

1-1.体内時計のタイプは遺伝子で決まっている

人間には生まれつき「朝型」と「夜型」の2つの睡眠タイプがあります。その2つのタイプは環境的な要因だけでなく、遺伝子の影響を受けて決まっているというのが近年の考え方になっています。一日の生活リズムに影響を与える時計遺伝子は、全部で351個発見されており、これらの遺伝子は朝型か夜型かにも影響しています。その詳しい仕組みについては諸説ありますが、特に朝型の人は、明確に遺伝子の影響を受けているということもわかってきています。

1-2.生活環境との兼ね合いでも変化する

遺伝子のレベルで朝型と夜型が決まっているのでは、改善のしようがないのでは…と思われた方も多いと思います。しかし、遺伝子だけではなく、年齢や生活環境によって睡眠タイプが変化することもあると言われています。例えば、小学生の頃は朝型だった子どもが思春期になると夜型に変わったり、50代を過ぎると朝型に戻ってきたりなど特徴が変わってくる人もいます。また、生活環境で変化する例としては、時差ボケが挙げられます。そういった場合でも、私たちの身体はズレを解消すべく、朝の太陽の光や朝食など、周りの環境要素から体内時計をリセットする術をもっています。遺伝的にもっている体質はありますが、生活環境を変化させることで、だんだんと睡眠タイプを変えていくことができるとも言われています。

1-3.睡眠タイプをセルフチェックするテスト

自分や家族、友人が「朝型」なのか「夜型」なのか、多くの人は自分で気づいているかもしれません。しかし、客観的に見るとどうなのでしょうか?朝型か夜型かを確認するためだけに遺伝子検査を受けるのは現実的ではありませんが、簡単な質問に答えるだけでセルフチェックできるテストも開発されています。例えば国立精神・神経医療研究センターのサイトにある質問紙で、簡単に自分の睡眠タイプを知ることができますので、一度試してみてはいかがでしょうか。

1-4.睡眠タイプを変える方法ってあるの?

さて、遺伝子により決まってくる睡眠タイプを変えることは本当にできるのでしょうか?
まずは、朝型から夜型に切り替える方法を考えてみましょう。これは、夜型から朝型に変えるのと比べると、比較的容易にできると言われています。その理由は「体内時計はもともと25時間のサイクル」という点です。一日は24時間ですが、体内時計は1時間分ずれたサイクルで周ります。このため、寝る時間と起きる時間を意識的に後ろにずらすことで、比較的簡単に数日間で夜型に変えることができるといわれています。
反対に、なかなか難しいのは夜型を朝型に変える方法です。ご自身の経験でも、夜更かしは簡単だけど、早起きはつらい…という方はいないでしょうか?朝型への転換でポイントになるのは、早寝ではなく、早起きです。意識的に朝起きて、太陽の光を浴びる…これを繰り返すことで、毎朝、きちんとした時間に体内時計をリセットすることができ、少しずつ朝型のリズムをつくっていくことができるのです。

体内時計のイメージ

2.朝型の人の特徴

朝型と夜型の大きな違いは、体温の下がる時間帯と上がる時間帯です。朝型の人の特徴は、朝起きる頃には体温が高い状態となり、午前中に元気になること。その特徴を詳しくみていきましょう。

2-1.午前中に元気になる

元気と関連があるものは「体温」です。朝型の人たちは午前6時には体温が上がるため、活動を開始する準備が整った状態になります。朝型の人は、体温が上がり、活動モードに入ると目覚めるようになっているため、寝起きもよく、すっきりと活動を開始できます。実際に、脳の働きがどうなっているのかを、朝型の人と夜型の人の脳をスキャンして比べてみると、午前中では夜型の人に比べ朝型の人のほうが脳の動きが活発になっていました。午前中にテストを受けた場合、朝型の人のほうが成績が良いことが報告されています。

2-2.健康的で病気になりにくいという研究報告も

朝型のメリットとしては、健康的で病気になりにくいということが挙げられ、実際にそのような研究報告もあります。
一般的には「9時出社、17時退社」のように朝からしっかりと活動する方が多いと思いますが、このような活動パターンの場合、朝型の人は夜型の人よりも睡眠時間を確保できる傾向にあります。睡眠と病気との関連も報告されていることから、満足な睡眠を得られている朝型の人は病気になりにくい環境にいるといえます。

2-3.朝型の人がよい睡眠習慣をつくるコツ

朝型の人の特徴は、夜の体温の下がり方が夜型の人に比べて、急であることです。そのため、朝型の人のほうが入眠しやすいといわれています。眠りにつくまでの時間も短く、すっきりと起きられるという朝型の睡眠習慣。これだけで十分のように思えてしまいますが、よりよい睡眠習慣をつくるコツをお伝えしていきます。

朝型と夜型の体温変化の違い

まず、朝型の人が注意しなくてはいけないのは、夜の過ごし方です。体内時計のリズムに合わせ、体は夜になると体温が下がり、眠りへの準備を進めていくため、夜遅くまで起きているのがつらいという特徴があります。また、朝起きる時間は簡単には変わらないため、夜遅くまで起きてしまうと睡眠時間が短くなってしまうのです。ですから、朝型の人は、夜遅くまで勉強や作業をすることがないよう、早く寝ることを大切にしていきましょう。また、入眠前に強い光やブルーライトを浴びてしまうと、体内時計がずれて、脳が活性化してしまい満足な睡眠を得られません。ですから寝る前のテレビやパソコン、スマートフォン操作などは避けるようにしましょう。朝型の人は、起床後すぐに脳が活性化するという特徴もあるため、頭を使うような作業は朝におこなうよう心掛け、早く寝る睡眠習慣を優先していくといいでしょう。

3.夜型の人の特徴

先ほど、朝型と夜型の大きな違いは、体温とお伝えしました。夜型の人は、午後から夕方にかけて体温が上昇し、最も元気な時間帯を迎えます。それでは夜型の人の特徴をみていきましょう。

3-1.午後から夕方に元気になる

午前中を元気に過ごせる朝型に対し、夜型の人は午後から夕方にかけて元気な時間帯がやってきます。これは、最も体温が低い状態で起床することが多く、体温が上がり活動的な状態がやってくる時間帯が後ろにずれこんでしまうことが要因です。早い方であれば午後には元気な時間帯がやってきますが、遅い方であれば夜になってから元気なピークがやってくる方もいます。目覚めも悪く「朝は頭が回らない…」と実感されている方もいるかと思います。活動だけでなく、作業効率も午後から夕方に高まるため、周りからみても、午後から夕方にかけて活動モードを迎えている印象をもたれることが多いです。また、夜のイベントなどへ積極的に参加し、遅い時間でも疲れることなく元気に振舞えるのも夜型の特徴といえます。

3-2.現代社会に適応するのは大変?

夜型の人の多くが午前7時頃に体温が最も低い時間帯を迎えています。本来であれば、身体は活動をせず休息している時間帯になるわけです。最近は時差出勤やフレックスタイムなどを導入している企業があるものの、一般的には午前9時頃から勤務時間が始まり午後5時まで働いている方が多いでしょう。また、学校も午前8時30分頃にはチャイムが鳴り、一日が始まるというのがほとんどでしょう。そうなってくると、多くの場合、起床時間は午前6時~午前7時頃となります。夜型の人にとって、毎朝最もつらい時間帯に起床時間がやってくることになり、体に負担がかかってしまうこともしばしば。さらに仕事や学校で作業をする時間も、夜型の人は脳が活性化していない状態でスタートとなります。夜型の人にとっては、常に自分の適応しにくい時間帯に社会と立ち向かわないといけない状況に置かれているともいえるでしょう。

3-3.夜型の人がよい睡眠習慣をつくるコツ

夜型の人は入眠前の体温の下がり方が、朝型の人に比べ緩やかです。このため、朝型の人よりも比較的楽に就床時間を早めたり、遅くしたりすることができます。次の日の起床時間に制約がない場合には、集中力や作業効率が高まっている夜にたくさんの作業をこなすことができるでしょう。この点は夜型の人のメリットと言えます。
夜型の人がよい睡眠習慣をつくるコツとしては、睡眠時間に焦点をあてるようにしましょう。ついつい夜更かしになり、睡眠時間が短くなってしまうケースも多いため、起きなくてはいけない時間を意識して、就床時間を整えていきましょう。とはいえ、体温の下がり方が緩やかであるため、夜型の人は寝つくまでに時間がかかる方が多いです。
寝つきを良くするためには、入浴時間を整えて、意図的に体温の下がるタイミングをつくることも効果的です。温まった身体が元の体温に戻るには約1時間かかるといわれているため、就床する1~2時間前に入浴することで体温が下がっていくという入眠のスイッチをつくることができます。

入浴による深部体温変化のイメージ

4.まとめ

私たちは生まれたときから遺伝子によって「朝型」「夜型」という2つの睡眠タイプに分かれています。それぞれにとって快適な時間帯で生活することが理想的ですが、現代社会ではなかなかそうもいかないもの。さまざまな職種があり、夜型の人にとって働きやすい職種もありますが、多くは朝型の人にとって働きやすく、夜型の人にはつらい環境もあるかと思います。そういったときには「朝型」へ移行しながら生活したほうが、毎日が楽になるかもしれません。まずはつらくても早めに起きて、太陽の光をしっかりと浴びるという生活を続けていくことが大切です。

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