睡眠の質を向上させる就寝時の服装について パジャマ派?部屋着派?それとも下着派?眠るときの服装、正解は

睡眠の質を向上させる就寝時の服装について パジャマ派?部屋着派?それとも下着派?眠るときの服装、正解は

部屋着やジャージなどのまま寝ている方が多いことがアンケート調査でわかっています。わざわざ着替えずに寝ている方でも、良質な睡眠を得るためにはパジャマが適していると考えている方は多いようです。では、どのようなパジャマが良いのでしょうか?寝る時の服装について考えていきます。

なんだかスッキリ起きられない…そんな日が続いたら

もしかしたらその原因は「合わない寝具を使っている」ことにあるかもしれません。体に合わない寝具を使い続けることで、寝心地の悪さを感じるうえに、首や腰、背中への負担など様々な不調を引き起こす原因にも繋がるため注意が必要です。もしも現在そんなお悩みをお持ちであれば一度寝具の見直しをおすすめします。

知っておきたい寝具の選び方
目次

寝る時にどのような服装で寝ていますか?テレビやスマホを観ながら、あえて着替えることなく、そのまま寝てしまっている方も少なくないでしょう。一方、必ずパジャマに着替えるという方は、パジャマに着替えることを、日常生活から切り替えるための入眠儀式としているようです。脳科学の研究が進むとともに、睡眠の重要性が明らかになり、どうしたら良質な睡眠が得られるか議論されることも多くなりました。良質な睡眠を得るためには、どのような服装が適しているのか考えていきます。

1.就寝時の服装はさまざま!それぞれの言い分

就寝時の服装、みなさんはどうしているでしょうか。不眠大国と称されるほどの現代日本ですが、40~50代の働き盛り世代は、とくに睡眠不足になりがち。せめて眠りに最適な服装で、質の良い睡眠をとりたいものです。ある調査では、40~50代の就寝時の服装は、パジャマが約40%、それ以外のスウェット・ジャージ、部屋着などが約60%を占める結果となったそうです。
それぞれどのような言い分があるのでしょうか。

就寝時の服装に関する調査

1-1.パジャマ派

子供の頃、寝る前には必ず歯を磨いて、パジャマに着替えて、トイレに行って、小さい灯りの下で本を読んでもらったという人も少なくないのではないでしょうか?パジャマに着替えるのは、寝る前の一連の儀式のひとつだと考えられ、パジャマに着替えてから寝る体制に入るようにしている方が多いようです。

1-2.部屋着派

仕事から帰ったあと、あるいはお休みの日には、どんな服装で過ごしていますか?ごみ捨てや宅配便の応対にも恥ずかしくない程度で、楽に過ごしたいですよね。部屋着のまま一日を過ごし、テレビやスマホを観ながら、いつしか寝てしまっている…。そんな生活スタイルのため、寝る時はいつも部屋着という方もいます。寝る前に着替えることもないので、洗濯物も増えずにすんでしまいますね。

1-3.ジャージ派、スポーツウェア派

ジャージやスポーツウェアは、何より着ていて楽であり、近くのコンビニならそのまま出ることも可能です。掃除など家のことをする時に汚れも気にならず、ちょっとしたストレッチなどもそのままできます。夜になっても、そのままいつ寝ても良いスタイルで、わざわざ着替える必要もないですね。ジャージやスポーツウェアこそ、パジャマの代名詞!という方も多いようです。

1-4.下着派、裸派

寝る時に一番大事なのは、リラックスすることです。そのため、締め付けるものはすべて取り除きたいですよね。また、寝つきが良くなるためには、体温が下がる方が良いといわれているため、着ていたものを脱ぐとすぐに寝られるという方もいるようです。

2.「寝るとき専用」のパジャマを用意しよう

睡眠に関するアンケート(全国20~40歳代の男女1029人:男性309人、女性702人)によると、寝るための衣類に着替えた時の気持ちは、
リラックスする…90.4%
一日の活動を終えた気がする…75.4%
寝る準備が出来た気がする…74.0%
でした。パジャマ派の方の言い分通り、パジャマに着替えることは日常生活からの切り替えになるようですね。では、どんなパジャマが良いのでしょうか。

就寝時にパジャマを着用することのメリット

2-1.パジャマの形は?

パジャマに必要な条件を考えてみましょう。
● 寝返りする時に動きやすくつっぱらない。
● ゴムで締め付けられたり、からだに貼り付いたりしない。
● 大きすぎても寝返りの度に巻きつくので、適度なゆとりがある。
パジャマは、上下が分かれているものの方が動きやすいです。夏は半そで短パン、袖口や襟が開いている物の方が寝苦しくないでしょう。一方、冬は長袖長ズボンで、襟元やズボンの裾がすぼまったデザインなら、冷気が入りにくく寒さを防げます。

快適なパジャマの一例

2-2.素材は何がよい?肌ざわりと吸湿性から考える

パジャマに使われる素材は、洗濯しやすく、やわらかくて肌ざわりのよいものが理想的です。

● 夏におすすめの素材
夏は熱がこもらないように、通気性と吸湿性に優れた素材が適しています。綿や麻の素材で、サッカー生地や楊柳、リップルといった、生地に凸凹があり肌に貼り付きにくい生地がおすすめ。また、ひんやりと感じられる機能性素材も良いでしょう。

● 冬におすすめの素材
冬もやはり綿素材がおすすめ。保温性を考え、スムースニットやネルなどの起毛素材、三重ガーゼなどが良いでしょう。冬はつい厚めの生地を選びがちですが、布団から出たときに1枚羽織ってちょうど良いくらいの厚さが、パジャマにはベストでしょう。

また、季節を問わず、寝返りなどのからだの動きにフィットする、伸縮性のある素材も快適な睡眠にはかかせません。

2-3.色やデザインは?

淡い色の無地、ストライプ柄、チェック柄、花柄など、いわゆるパジャマの代表的な色やデザインのものは、視覚的にONとOFFが切り替えられるという効果が期待できます。ただし、基本的には、自分の好きな色と形が、気分的にリラックスできるでしょう。おしゃれな色やデザインの物がたくさん用意されているので、楽しんで選んでみてください。

2-4.暑いときの調節方法

夏は何を着ても寝苦しく感じられます。汗をかいたらそのままにせず、すぐ着替えられるように、いくつかパジャマの枚数が欲しいところです。一方、最近では夜間でもエアコンを適度な温度でつけたままにすることがすすめられています。そのとき、肌を露出しすぎたパジャマを着ていると、からだを冷やしてしまうことがあるので、気を付けるようにしましょう。

汗をかきやすい部位

2-5.寒いときの調節方法

首回りが一番寒さを感じやすい場所です。ハイネックのパジャマを選ぶか、ストールや薄手のタオルなどを首まわりにかけて、端を襟から内側に入れましょう。また、腹巻もおすすめです。寝返りでパジャマの上下が離れてしまうのを防ぐことができます。それだけでなく、腹部には重要な機能が集まっているため、腹部を温めるとからだ全体が温まるといわれています。
寒いと感じるのは、冬だけではありません。夏も朝方は気温が下がるため寝冷えしたり、エアコンが効きすぎて風邪をひいてしまったりすることがあるので、注意しましょう。夏も冷えが気になる方には、吸湿性、放湿性、速乾性に優れているとされるシルク素材の腹巻などがおすすめです。

3.パジャマの下に何着る?よく眠れる下着の選び方

人間は眠りにつくとき、大量に汗をかいて体温を下げることで、深い眠りに導くと考えられています。そのため、パジャマの下には吸汗性の高い下着を付けることをおすすめします。ではどのような下着が適しているのでしょうか。

3-1.男性の就寝時の下着

男性の中には、寝る時は下着を付けない方もいるようですが、パジャマや寝具の清潔を保つためにも、下着を付けることをおすすめします。ボクサータイプ、ブリーフタイプ、トランクスタイプなど好みによっていろいろありますが、寝る時には、締め付けの少ないトランクスタイプをおすすめします。

3-2.女性の就寝時の下着

日中の下着と異なり、就寝時には締め付け感が少ない下着を選ぶことが重要です。ブラジャーはバストを正しい位置に保つ役割がありますが、締め付けるため寝る時は付けない方が良いでしょう。しかし、横になるとバストは両側に流れて変形するため、締め付け感はないものの、両脇を支えるような形状の夜専用のブラジャーも販売されています。試してみてはいかがでしょうか。またショーツも、包み込むようなスタイルの物が適しています。ゴムを使っていないシームレスタイプなどがおすすめです。

4.眠るときに靴下は必要?

からだは内部の温度が上がると覚醒の方向に向かい、下がると睡眠の方向に向かうという研究結果もあります。入眠時には睡眠の方向に向かうために、からだの表面から熱を逃がして内部の温度を下げる必要がありますが、冷えに弱い方は、この内部の熱をうまく逃がしにくいため、寝つきが悪くなるといわれています。寝つきが悪い方と悩んでいる方は、靴下を履いてみるのはいかがでしょうか。その際には、足首の締め付けが少なく、蒸れない素材のものを選ぶようにしましょう。

体の表面からの放熱のイメージ

5.まとめ

部屋着やジャージなど、着ているままの服装で寝てしまう方が多いことがわかっています。寝る前にパジャマに着替えるのは面倒なようですが、日常と切り離されてリラックスでき良質な睡眠が得られるようです。ぜひお気に入りの一着を手に入れて、パジャマに着替えて寝てみましょう。

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