朝眠い、目覚めが悪い、寝起きがだるい…朝スッキリ起きる8個の方法

朝眠い、目覚めが悪い、寝起きだるい…朝スッキリ起きる8個の方法

睡眠がきちんと足りていれば朝、スッキリと起きることができます。しかしちょっと残業をしたら、飲み会があったら、気になる本や映画があったらなどと、普段よりつい眠る時間が遅くなってしまうこともあると思います。基本的にスッキリと起きるには個々人にあった睡眠時間をしっかりと確保するしかありません。目覚めが悪い原因と、スッキリ目覚めるために気を付けたいポイントを解説していきたいと思います。

目次

1.目覚めが悪い原因とは?

目覚めが悪くなる原因は大別すると二つです。一つは睡眠時間そのものの不足、もう一つは睡眠の質の低下です。まずは睡眠時間の不足による目覚めの悪化について見ていきましょう。

1-1.睡眠負債の蓄積

例えば1日に8時間眠る人が5時間しか眠らなかったとしたら、3時間分の睡眠時間が不足します。ただ単にその日だけたまたま睡眠時間が短くなってしまっただけだとしたら、次の日に多めに眠るなどで挽回できます。しかし睡眠時間が足りない日が続いてしまうと、不足した睡眠時間はどんどん蓄積され、睡眠負債となります。睡眠負債は借金のように蓄積していくため、きちんと眠らないとどんどん膨らんでいきます。

睡眠負債が溜まっている状態だと、心身に悪影響が出ます。疲労感や倦怠感が強くなり、集中力や注意力も欠けていきます。常に睡眠が足りていない状態なので日中の眠気や、目覚めの悪さにも繋がります。

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1-2.単なる寝不足

睡眠負債とまでもいかなくても、単なる寝不足でももちろん目覚めは悪くなります。前日に残業や飲み会があって普段より眠る時間が少なくなると、翌日スッキリと起きられなくなります。ただし1日や2日程度の睡眠不足ならそこまで気にする必要はありません。次の日に早めにベッドに入ることを意識すれば挽回することができます。

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1-3.睡眠の質の低下

何らかの原因で睡眠の質が低下することもあります。睡眠は時間も重要ですが、質も同じくらい重要です。睡眠の質を低下させる原因には以下のようなものがあります。

1-3-1.ストレス

ストレス 目覚めが悪い原因とは?

ストレスを受けると、交感神経が優位になります。交感神経は心拍数を高めて、精神を高揚、緊張させる働きを持つ神経です。日中の活動の際に働く神経ですが、ストレスにより夜間も優位のままだと、寝付きづらくなったり眠りが浅くなったりしてしまいます。

1-3-2.睡眠障害

なかなか寝付けなかったり、夜中に何度も起きてしまったり(中途覚醒)、起きようと思っている時間よりも早い時間に起きてしまったり(早期覚醒)といった睡眠に問題がある場合でも睡眠の質や時間は低下します。中途覚醒や早期覚醒は比較的高齢者に多いです。またうつ病などの精神疾患の患者にも多く見られます。これは睡眠に関わるドーパミンやセロトニンといった神経伝達物質の分泌量が減少しているためです。

1-3-3.むずむず脚症候群

むずむず脚症候群は夕方から夜間にかけて、脚に虫が這うような不快感が生じる睡眠の問題です。この不快感は非常に強く、また就寝前に起こることが多いため、寝付きづらくなり睡眠時間が減ってしまいます。眠っている最中にも起こることがあり、眠りが浅くなることで睡眠の質が低下することもあります。

1-3-4.睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群は寝ている間に「無呼吸」が発生する睡眠の問題です。気道が閉塞してしまうことで無呼吸が生じ、その反動で大きいいびきと無呼吸が繰り返し起こります。一時的に無酸素状態になるため、脳は覚醒して心拍数を高めようとします。結果、心身ともに覚醒した状態となり、睡眠の質が著しく低下します。

1-3-5.カフェインの摂りすぎ

コーヒーや紅茶、緑茶に含まれるカフェインは中枢神経を覚醒させる働きがあります。摂取しすぎると、脳が興奮した状態が続き、なかなか寝付けなくなります。眠ったとしても、眠りが浅く、中途覚醒を促してしまうこともあります。

1-3-6.寝具が合っていない

枕やマットレスなどが自分の体型などに合っていないと、睡眠時に腰や肩、首などに負担が掛かりやすくなります。筋肉の緊張で、朝起きたときに痛みや不快感が生じることもあります。痛みや不快感自体は寝ている間にも発生するので、中途覚醒をしてしまったり、脳が休んでいるノンレム睡眠を阻害したりします。

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2.すっきりと目覚める8個の方法

それではスッキリと目覚めるにはどんなことに気を付ければいいのでしょうか?普段から気を付けたいポイント8つを紹介します。

2-1.日ごろからきちんと眠る

当然のことですが、日ごろからきちんと眠るように意識しましょう。ほんのたまに遅い時間に眠ってしまう程度は問題ありません。しかし普段は自分に適した睡眠時間をしっかり取ることを意識しましょう。必要な睡眠時間は人によって異なります。あくまで基準は睡眠時間ではなく、朝すっきりと起きられて日中に強い眠気や倦怠感がないことです。

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2-2.15時以降はカフェインを摂取しない

カフェインの体内での半減期(半分に代謝される時間)は6時間程度と考えられています。15時以降にカフェインを摂取したら、半減期を迎えるころには21時になっています。脳が覚醒してなかなか寝付けないような状態になってしまうので、15時以降はカフェインを摂取しないようにしましょう。飲み物はノンカフェインのものがおすすめです。コーラや栄養ドリンクにもカフェインが含まれています。飲む際は注意しましょう。

2-3.寝心地のよい寝具を用意する

寝具の使用感というのは睡眠の質に影響します。使っていて気持ちの良い寝具だったらスムーズに眠りやすくなります。しかし使っていて体に合っていなかったりすると睡眠の質が低下する原因となります。なかなかぐっすりと眠れないという人は、寝具を見直してみるのもよいでしょう。

2-4.適度な有酸素運動は睡眠の質を高める

適度な有酸素運動は睡眠の質を高める

有酸素運動による疲労は、スムーズに寝付けるようになり、さらに睡眠の質自体を高めてくれます。仕事による疲労は精神的な疲れや同じ姿勢(座りっぱなしなど)を続けたことによる筋肉のこわばりが原因であることが多く、肉体的な疲れはそこまでではありません。しかし有酸素運動による疲労は肉体を疲れさせることができます。特に夕方から眠る2時間くらい前までに有酸素運動をすると効果的になります。有酸素運動は激しいことをする必要はなく、30分程度のウォーキングやジョギングで十分です。

2-5.眠る90分前の入浴が睡眠の質には大事

スムーズに寝付くためには「深部体温」が低下することが必要です。入浴することで深部体温は一時的に上がりますが、その後90分ほどかけて下がっていきます。この時の体温の落差が睡眠の質には重要になります。

2-6.何らか睡眠に問題がある時は病院へ

睡眠に問題がある場合は自分一人で改善するのは非常に難しいです。適切な治療が重要になるので、「最近眠れなくてつらい・・・」と思ったら、医療機関で診察を受けましょう。睡眠センターや睡眠外来が設置されている病院がおすすめです。

2-7.朝は太陽の光を浴びる

人間の体内時計は太陽の光を浴びることで調整されます。朝、起きたらまずカーテンを開けて太陽の光を浴びましょう。起きた時間を脳に認識させることで、15時間後くらいに自然に眠気が生じるようになります。余裕があれば15分程度の軽い散歩ができるとなおよいでしょう。

2-8.ストレスは溜めない、発散する

ストレスは交感神経を刺激して優位にしてしまいます。ストレスが慢性的に溜まっていると、どうしても睡眠の質は低下してしまいます。ストレスはなるべく溜めないように、ストレスが溜まっていると思ったらスポーツや趣味で発散するようにしましょう。ストレスを発散できる趣味を作っておくことも大切です。

3.まとめ

・睡眠が不足すると睡眠負債になり、目覚めが悪くなっていく
・そのほか睡眠障害やカフェイン摂取でも睡眠の質は低下する
・すっきりと目覚めるためには何より日ごろから十分に睡眠時間を取ることが大事
・有酸素運動、就寝90分前の入浴、起床時の太陽光も睡眠の質を高めるのに重要
・ストレスは睡眠の大敵、しっかりと発散すること
・なんらか睡眠に問題があることが疑われる際は病院で診察を受けること

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