マットレスの選び方|睡眠の悩みはマットレスで解消しよう

マットレスの選び方|睡眠の悩みはマットレスで解消しよう

最近、いくら寝ても寝起きが悪く、身体がだるいと感じることはありませんか?
その原因はマットレスが合っていないからかもしれません。

マットレスには睡眠時の姿勢を安定させる役割があります。心地よい眠りを実現するために、自分に合ったマットレスの選び方を見ていきましょう。

なんだかよく眠れない…とお困りではありませんか?

もしかしたらその原因は「合わないマットレスを使っている」ことにあるかもしれません。

体に合わないマットレスを使い続けることで、寝心地の悪さを感じるうえに、首や腰、背中への負担など様々な不調を引き起こす原因にも繋がるため注意が必要です。

もしも現在そんなお悩みをお持ちであれば一度マットレスの見直しをおすすめします。

自分に合ったマットレスを探す
目次

1.マットレスの役割とは

マットレスは、快適な寝姿勢を保つためにあるもので、睡眠の質を高めるために重要な役割を果たしています。

人間が寝ている間に寝返りを打つのは、身体への負担を分散させようとしているためです。そのため、寝ている間に身体の重さや動きに応じて適切な反発力や柔軟性を提供できれば、身体の一部へ局所的にかかる圧力を分散させられるのです。

身体への圧力を分散させることを「体圧分散」と呼び、これにより寝ている間の身体を十分に休ませられるといわれています。

1-1.合わないマットレスを使うと、不調の原因に

マットレスが睡眠時の姿勢を支えてくれる一方で、合わないマットレスを使うと睡眠の質が低下するだけでなく、さまざまな不調の原因にもなりかねません。

合わないマットレスとは、硬さやサイズを適切に選べていないものや古くなってへたってしまったものなどを指します。例えば、マットレスが硬すぎると身体への圧力が分散されないので寝心地が悪くなり、柔らかすぎると肩や腰が沈み込んで背骨のS字カーブがゆがみ、腰痛になる可能性もあります。

合わないマットレスを使うと、不調の原因に

出典:厚生労働省 「快眠のためのテクニック -よく眠るために必要な寝具の条件と寝相・寝返りとの関係」をもとに作成

快適な寝姿勢を保てない、睡眠中に腰や肩に負担のかかる寝具を使っていると、血流が妨げられたり、局所的に負担がかかったりして、以下のような不調が起こりやすくなるといわれています。

・肩こり
・腰痛
・背中の痛み


上記の症状とマットレスがどんな関係にあるのか見ていきましょう。

1-1-1.肩こり

睡眠中、また起床時の肩こりや肩の違和感は、寝ている間に肩にかかる圧力が高すぎることで起こるといわれています。特に横向きで寝る方は、マットレスに肩が沈み込んでしまい、肩回りの筋肉や血管が圧迫されて血行が悪くなり肩こりがひどくなる恐れがあります。

また、マットレスが柔らかすぎる場合は肩が沈み込んでしまうことで頭が相対的に高くなり、肩や背中の筋肉が緊張することで肩がこる可能性もあります。肩こりを防ぐためには、あなたの体重や寝姿勢に合わせた硬さを選ぶことが大切です。

1-1-2.腰痛

マットレスの硬さが合っていないと、寝ている間に腰が沈んだり、圧力が強くかかったりして腰痛が起こりやすくなります。仰向けやうつ伏せで寝る方の場合、自分に合った硬さでないと背骨の自然なS字カーブがゆがんで、腰回りの筋肉に負担がかかってしまうのです。

腰痛を防ぐためには、自分の体型や寝姿勢に合わせて敷布団やマットレスの反発力を選ぶことが大切です。また、腰部分にクッションやタオルを敷くことで、腰のカーブをサポートすることも可能です。

1-1-3.背中の痛み

背中の痛みは、寝ている間に背中全体にかかる圧力(体圧分散性)が均一でないことで起こります。体圧分散性が低いと背中の一部に負担がかかり筋肉や骨格が歪んでしまい、背中が痛くなったり、呼吸が浅くなったりと身体に影響を及ぼす可能性があります。

背中の痛みを防ぐためには、自分の背中の形に合うような体圧分散性が高いマットレスを選ぶ必要があります。

2.マットレス選びで見るべきポイント

マットレスには構造や厚さなどいろいろな要素があるため、どの要素を重視すればいいか迷ってしまいますよね。
合わないマットレスを使うと身体に不調をきたす可能性があるので、あなたの体型や寝姿勢に合わせて以下の3つのポイントを押さえてマットレスを選びましょう。

・硬さ
・体圧分散性
・厚み


それぞれの要素について詳しく見ていきましょう。

2-1.硬さ

マットレスの硬さは、身体の重さや動きに対する反発力の強さを表します。硬さによる違いは、以下のとおりです。

硬さ メリット デメリット
硬い 身体をしっかり支えてくれる、寝返りが比較的打ちやすい 硬すぎると体に負担がかかりやすく、辛さの原因になる
柔らかい 身体を包み込んでくれる、体圧分散性がよく体への負担がかかりにくい 沈み込みすぎてしまう可能性がある

硬いマットレスと柔らかいマットレスのどちらがよいとは一概にはいえませんが、あなたに合った硬さを選ぶことで快適な睡眠姿勢を保てます。一般的には、横向きで寝る方は柔らかめ、仰向けやうつ伏せで寝る方は硬めのマットレスが向いているといわれています。

2-2.体圧分散性

マットレスの体圧分散性は、身体の一部にかかる圧力を均等に分散させる能力を表します。

マットレスによる体圧分散のイメージ

高い体圧分散性を持つマットレスは、血行を妨げないように身体にフィットしてくれるので、理想的な寝姿勢を保ちやすいのが特徴です。逆に、体圧分散性が低いマットレスは身体への負担が偏ってしまうので、不快感や痛みを引き起こす可能性があります。

あなたに合った体圧分散性を選ぶことで、筋肉や関節の緊張を緩和することにつながり、肩こりや腰痛が発生しにくい状態を作ってくれます。一般的には、がっしりした体格の方や肩こり・腰痛などの不調がある方は、体圧分散性の高いマットレスを選ぶのがいいでしょう。

2-3.厚み

マットレスの厚みとは、マットレスの表面から底面までの距離を表します。マットレスの厚みは、耐久性や扱いやすさを考慮して選ぶのが重要です。厚いマットレスの場合はクッション性や耐久性が高くなるのに対して、薄いマットレスであれば軽い分扱いやすいメリットがあります。

一般的には、ベッドフレームやベッドパッドなどと併用する場合は薄め、直接床に敷く場合は厚めのマットレスがおすすめです。

3.【悩み別】おすすめのマットレスの選び方

マットレスを選ぶときには、自分の悩みやニーズに合わせて最適なタイプや素材を選ぶことが大切です。
ここでは、よくある悩み別におすすめのマットレスの選び方をご紹介します。

・肩こりや腰痛に悩んでいる方
・寝つきが悪いと感じている方
・自分の体型に合ったマットレスを探している方


あなたの悩みに当てはまるマットレスの選び方を見ていきましょう。

3-1.肩こりや腰痛に悩んでいる方

肩こりや腰痛に悩んでいる方は、体圧分散性の高いマットレスを選ぶことをおすすめします。体圧分散性の高いマットレスは、身体の一部にかかる圧力を均等に分散させることで、血行を妨げず身体にフィットしてくれます。

身体全体を支えて自然な寝姿勢を保ってくれるので、肩こりや腰痛に悩んでいる方でも安心して使用できます。体圧分散性の高いマットレスのタイプとしては、低反発マットレスやポケットコイルマットレスなどが当てはまります。

3-2.寝つきが悪いと感じている方

寝つきが悪いと感じている方は、温度調節性の高いマットレスを選ぶといいでしょう。

温度調節性の高いマットレスとは、通気性のある素材や保温性のある素材を組み合わせることで寝ている間の湿度や体温を調節してくれるマットレスのことです。寝ている間に発生する湿気や熱を効果的に調節してくれるので、寝苦しさや寝汗などのストレスが軽減され寝つきやすくなりますよ。

温度調節性の高いマットレスには、ファイバー系の素材を使用したものや凹凸のあるウレタンマットレスなどがあります。

3-3.自分の体型に合ったマットレスを探している方

自分の体型に合ったマットレスを探している方は、サイズや硬さを自由にカスタマイズできるオーダーメイドマットレスを選ぶのも一つの手です。ただ、オーダーメイドするとなると値段も高くなるので、いくつか体型に合ったおすすめのマットレスを紹介します。

1. 小柄な方|低反発マットレス・ポケットコイルマットレス
2. がっしりした体格の方|高反発マットレス

3-3-1.小柄な方|低反発マットレス・ポケットコイルマットレス

小柄な方の場合は、低反発マットレスやポケットコイルマットレスがおすすめです。
低反発マットレスは、体圧分散性が高く、寝心地が柔らかいことが大きな特徴です。適度に身体が沈むため、布団のようなやわらかい寝心地を堪能することができます。反発力が低いため、40kg未満の軽い方やお子様におすすめです。

また、ポケットコイルマットレスとは、コイルがらせん状に並んでいるコイルマットレスの一つです。コイル同士が独立しているため身体に振動が伝わりにくいのが特徴で、マットレスの中のコイルがそれぞれ独立しているので、小柄な方でも身体に沿ってコイルが沈んでくれます。

通常のマットレスだとマットレスと身体の間に隙間ができてしまう方でも、ポケットコイルマットレスなら身体にフィットして寝ているときの姿勢を保ってくれますよ。

3-3-2.がっしりした体格の方|高反発マットレス

がっしりした体格の方の場合は、高反発マットレスがおすすめです。体格のいい方が柔らかいマットレスに乗ると背中や肩が沈み込んでしまい、寝ている間の姿勢を保てなくなります。高反発マットレスは、適度な反発力により身体全体をしっかり支えてくれるだけでなく寝返りもスムーズにできるので、快適な睡眠をサポートしてくれますよ。

4.まとめ|自分に合ったマットレスの選び方を知って心地よい眠りを手に入れよう!

この記事では、マットレスが果たす役割や合わないマットレスを使うことで起こる不調を解説し、自分に合ったマットレスの選び方を紹介しました。

どれだけ寝ても寝起きが悪く身体がだるい場合は、今使っているマットレスが合っていない可能性があります。睡眠時の悩みに対応したマットレスを選べるようになれば、朝すっきりした気持ちで起きられるようになりますよ。

アクセスランキング

  1. 寝過ぎたときの頭痛、4つの対処方法 寝過ぎと偏頭痛の関係は?
    偏頭痛になる理由は寝過ぎのせい?治らない時の4つの対処法
  2. 寝不足で気持ち悪い。睡眠不足の吐き気はなぜ起こる?おすすめ対処法
    寝不足が気持ち悪いのはなぜ?原因や吐き気が起きた時の対処法
  3. 寝過ぎで背中が痛いのはなぜ?対処法や痛みを予防する方法を解説
    寝過ぎで背中が痛いのはなぜ?対処法や痛みを予防する方法を解説
  4. 寝不足の頭痛は要注意。睡眠不足のリスクと影響7つの対処法と3つの予防法
    寝不足による頭痛の原因と治し方は?予防法まで詳しく解説 
  5. 寝起きの肩の痛み対策 原因と予防法
    寝起きに肩が痛いのはなぜ?対処法や予防方法まで詳しく解説
  6. 寝汗がすごい!過剰な寝汗の原因と対策
    寝汗がすごいのは病気のせい?原因や寝汗を抑える方法も解説
  7. 食後に眠くなる理由は?ランチ後の急激な眠気対策
    食後に眠くなる原因は?すぐにできる眠気対策も紹介
  8. 首が痛い…「ストレートネック」「寝違え」など、原因チェック
    寝起きで首が痛いのは寝違え?ストレートネック?対処法も解説
  9. つらい寝違え、二度としたくない!予防する方法は?
    寝違えが起きる原因とは?すぐできる治し方や予防法を紹介
  10. 日中あくびが止まらない 原因と予防方法
    眠くないのにあくびが止まらないのはなぜ?原因と予防法を紹介