くびれはだれでもつくれる!?くびれの謎を徹底解明
女性が憧れるウエストのくびれ。実は、くびれができやすい人とできにくい人がいます。今回は、くびれができやすい人とできにくい人の違い、くびれをつくる簡単な方法とテクニックを紹介します。ウエストのくびれを手に入れて、メリハリのあるボディラインをつくりましょう。
1.くびれとはなにか
女性が憧れる、キュッと引き締まったウエストのくびれ。実は、くびれができやすい人とできにくい人がいるのを知っていますか?今回はまず、そもそも「くびれ」とはどのような状態を指すのか、くびれのできる場所や理想的なくびれのバランスについて紹介します。また、くびれができやすい人とできにくい人の違いや、くびれをつくる簡単な方法とテクニックも紹介します。ウエストのくびれを手に入れて、メリハリのあるボディラインをつくりましょう。
1-1.くびれは女性のあこがれ
くびれはそもそも、ヒップの豊かさを強調するためにウエストのラインを細く補正したことが始まりとされています。その歴史は中世にまでさかのぼり、くびれは女性らしさを象徴しました。くびれはいつの時代も女性の魅力を引き出す重要な部分であり、まさに女性の永遠の憧れと言っても過言ではありません。
1-2.くびれの歴史
くびれに深い関係があるのはコルセットです。コルセットは中世ヨーロッパに始まり、くびれをつくって胸やお尻を豊かに見せるために着用されました。しかし、コルセットの装着に手間や時間がかかることやコルセットを着用しないファッションの流行から徐々にコルセットは廃れていきます。一方で現代では機能的で自由な服装が現れたことや、補正下着の開発などによって、体のシルエットへの意識が高まり、またメリハリのある体こそが女性らしい美しさを表す理想的な状態として認識されるようになりました。
1-3.くびれのできる場所
くびれは肋骨と骨盤の間にできますが、くびれのできる場所はおへそと同じ高さだと思っていませんか?くびれはおへそよりも少し上、肋骨のすぐ下辺りにできます。くびれをつくるためにエクササイズを行うときは、肋骨の下辺りに意識を向けましょう。
1-4.くびれの黄金バランス
ウエストのくびれは大事ですが、美しい体のラインをつくるためにはヒップとのバランスが重要です。ヒップとウエストの比率としては10:7が理想とされています。実はこの比率、体のラインを美しく見せるだけでなく、健康や妊娠にも関係します。ヒップとウエストの脂肪には違いがあり、ヒップにつく脂肪は、子宮内の胎児の脳の発達に関わる脂肪(オメガ3脂肪酸)の含有率が高いとされています。それに対し、腹部につく脂肪は、糖尿病や心臓病のリスクを高めるといわれる脂肪(オメガ6脂肪酸)の含有率が高いとされています。このように、ウエストがくびれると見た目だけでなく、健康や妊娠にも良い影響があるのです。
2.骨格とくびれの関係
くびれは骨格にも深い関係があります。骨格によってくびれやすさは異なりますが、「自分はくびれにくい骨格だから…」と諦める必要はありません。ここでは、骨格とくびれの関係、くびれにくい人の対策を紹介します。
2-1.はじめからくびれているひとって?
特別なことをしているわけではないけどウエストがくびれている、という人は生まれつきなのでしょうか。その秘密は日々の生活習慣に潜んでいます。くびれている人の習慣の特徴としては以下のようなポイントがありますので、これを参考に自身の生活習慣を振り返りましょう。
● 姿勢が良い
悪い姿勢は体や骨盤のゆがみを引き起こし、お腹周りの筋力の低下や代謝の悪化を引き起こすおそれがあります。常に腰から頭までがまっすぐな姿勢を意識しましょう。
● 運動習慣がある
適度な運動習慣で脂肪を燃焼しましょう。筋トレは脂肪燃焼効果や姿勢改善にも効果があるのでおすすめです。
● バランスの良い食事を摂っている
栄養に偏りがあると余分な脂肪を溜めこむ原因にもなります。栄養バランスや食事の時間にも気を配りましょう。
● お通じが毎日ある
体内に老廃物が溜まっていると、お腹の張りの原因になります。毎日のお通じでお腹周りをスッキリとさせましょう。
2-2.くびれをつくりやすい骨格
くびれをつくりやすい人は肋骨と骨盤の距離が広く、逆にくびれをつくりにくい人はこの距離が狭いと言われています。こぶしをウエストに当てて人差し指から小指までの4本の指が入ると、くびれをつくりやすい骨格だと言われています。自分がどちらのタイプか調べてみましょう。
2-3.くびれをつくりにくい人はどうすればいい?
もし自分がくびれをつくりにくいタイプだったとしても諦める必要はありません。くびれにくい骨格の原因は、日常のクセに潜んでいることが多いからです。普段の生活の中で以下のようなことをやっていないかチェックしましょう。
● 猫背で背中や腰が丸まっている
● イスに浅く座ったり、背もたれにもたれたりする
● 足を組んで座ったり、片足に体重をかけて立ったりする
● 片方の腕や肩で荷物を持つ
● ウエストがゴムなど、楽な服装をする
このようなクセがあると、お腹周りの筋肉が衰えたり、骨盤がゆがんだり後傾したりして、肋骨と骨盤の距離が縮まってしまいます。一つでも心当たりがあれば、普段から意識して改善するようにしましょう。
2-4.骨格のゆがみとくびれ
肩や背骨、骨盤のゆがみはくびれのできやすさに大きく関わります。これらのゆがみは、肋骨と骨盤の距離が縮めてしまうだけでなく、お腹周りの代謝を悪くし、老廃物や脂肪が溜まりやすい状態を引き起こしてしまいます。肩や背骨が丸まったり、骨盤がゆがんだり後傾したりしないよう、日頃から背筋を伸ばして少し胸を張る意識をもって生活するようにしましょう。
3.くびれをつくる方法
くびれをつくるためには、普段の生活から骨格がゆがまないように意識をすることが大切ですが、他にも様々な方法でくびれをつくることができます。
3-1.補正下着でくびれをつくる
くびれは生活習慣の改善や運動によってつくるのが理想ですが、効果が出るまでに時間がかかります。「効果が出るまで待ちきれない」「すぐにくびれがほしい」という人には補正下着の着用がおすすめです。補正下着は、筋力で支え切れずに下がってきた脂肪を正しい位置に整え、体のラインを美しくしてくれます。ただ、サイズが合わないものや締め付けのきつすぎるものを着用すると体に悪影響を及ぼすので、自分の体に合ったものを選ぶようにしましょう。
3-2.くびれを強調する姿勢と歩き方
姿勢と歩き方のポイントを押さえるだけでもくびれを強調することができます。以下のポイントを意識しましょう。
(姿勢)
● 背筋を伸ばし、胸を張る。
● あごと首を引き、頭を背骨の上に乗せる。
● お腹を引き上げる。
● お尻を締めて骨盤をまっすぐに立てる。
● 膝を伸ばす。
(歩き方)
● 上記の姿勢をキープする。
● 踵から着地し、親指の付け根で地面を押し出す。
● 大股で歩き、お尻と太ももの裏を使う。
● 腕を前後にしっかりと振る。
3-3.くびれたように見せるテクニック
くびれたように見せるテクニックはファッションにもあります。例えば、ジャケットやブラウスはウエストシェイプが入っているものを着るだけで、くびれがあるように見せることができます。また、トップスにハイウエストのものを選んだり、大きなモチーフを顔の近くに持ってきたりすることによって、視線を上半身に散らす効果もあります。この他にもたくさんの着やせテクニックがあるので、自分の体型に合ったファッションを探してみましょう。
3-4.くびれをつくる呼吸法
くびれをつくるための呼吸法としておすすめなのが腹式呼吸です。この呼吸をすることによって、横隔膜や腹斜筋などのお腹周りの筋肉に刺激が加わるだけでなく、肋骨が締まってくびれをつくりやすくする効果が期待できます。
【やり方】
① 仰向けの状態になって膝を立て、両手を肋骨と骨盤の間に当てる。
② お腹を膨らませながら、鼻から息を吸う。
③ 徐々にお腹をへこませながら、口から息を吐く。このとき、お腹の中に空気が残っていないように全て吐き切る。②と③を繰り返す。
◆回数
10回を目安に行いましょう。
4.【まとめ】あきらめないで!あなたにもくびれはつくれる
今回は、くびれについての知識や骨格との関係、くびれをつくる方法などについて紹介しました。日常の習慣やクセを改善したり、ちょっとしたポイントを押さえたりすることで、くびれをつくりやすい体にすることができます。本物のくびれを手に入れるまでには時間がかかりますが、コツコツと地道な積み重ねによって理想のくびれをつくりましょう。
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