簡単にお腹をへこませる方法をご紹介!効果的に痩せるダイエット!

簡単にお腹をへこませる方法をご紹介!効果的に痩せるダイエット!

お腹をへこませるには、脂肪を燃焼させることが重要です。今回はインナーマッスルを効率的に鍛える方法や合わせて行いたい有酸素運動や食事改善法をご紹介していきます。

目次

1.お腹をへこませるには?

お腹をへこませるには、お腹の筋肉をしっかり動かし脂肪を燃焼させることが重要です。しかし、腹筋をやみくもに行えば良いというわけではありません。大切なのは「お腹をへこます意識」をすることです。そのためにはお腹の深い部分の筋肉を指す「インナーマッスル」を鍛えていきましょう。インナーマッスルとは、身体の奥にある筋肉で、「横隔膜」や「腹横筋」がそれにあたります。一般にインナーマッスルは遅筋が多く、遅筋にはエネルギーの焼却炉であるミトコンドリアが多いので、鍛えると痩せやすいと考えられています。
今回はインナーマッスルを効率的に鍛える方法や合わせて行いたい有酸素運動や食事改善法をご紹介していきます。これらを通してしっかりとお腹をへこませていきましょう。

2.インナーマッスルを鍛える

インナーマッスルを鍛えるためには、二つの方法があります。一つ目は「呼吸」によって鍛える方法です。その際に特に意識したいのはインナーマッスルの中でも、「横隔膜」です。横隔膜には呼吸をコントロールする機能があるため、呼吸を通してインナーマッスルを鍛えたり、機能性を高めたりすることができます。二つ目は腹筋運動です。その時には、「腹横筋」を鍛える腹筋を行うことが重要です。まずは呼吸によるインナーマッスルの鍛え方についてご紹介します。

2-1.呼吸法

呼吸法を理解して行うことで、呼吸もインナーマッスルのトレーニングとなります。呼吸法もいくつか種類があり、自分に合った方法を選んで実践してみてください。

2-2.ドローイン

横隔膜のトレーニングとしては最も基本で実践しやすい方法です。まずはこちらから行いましょう。

ドローイン1
ドローイン2

【やり方】
① 仰向けに寝た状態で、膝を立てる。
② 両手をお腹に置き、鼻から大きく息を吸ってお腹を膨らませる。
③ 次に口から息を吐き、腰を床に押し付けながらお腹をへこます。
④ ②③を繰り返し行う。
◆回数
10回を目安に2セット行う。

2-3.丹田呼吸法

おへその下あたりにある丹田を意識して呼吸を行う方法です。

丹田呼吸法1
丹田呼吸法2

【やり方】
① 立った状態で背筋を伸ばし、胸を張る。
② 丹田に両手を重ねるように当てる。
③ 丹田を膨らませるように鼻からゆっくりと息を吸う。
④ 丹田をへこませるように口から息をゆっくり吐く。
⑤ ③④を繰り返し行う。
◆回数
10回を目安に2セット行う。

2-4.アブドミナルスクイズ

お腹を絞るという意味で、呼吸を吐き切ったタイミングでお腹の筋肉を収縮させる運動です。

アブドミナルスクイズ1
アブドミナルスクイズ2

【やり方】
① 四つん這いに寝た状態で力を抜く。
② 胸を張り背中を反らしながら鼻から息を吸う。
③ 次に背中を丸めながら口から息を吐き、お腹をへこませる。
④ ②③を繰り返し行う。
◆回数
10回を目安に2セット行う。

2-5.片鼻呼吸法

ヨガの呼吸法の一つで自律神経を整え、痩せやすい体を目指すことができます。

片鼻呼吸法

【やり方】
① リラックスできる状態になり、両鼻で息を吐く。
② 指で右側の鼻を押さえ、左側の鼻で息を吸う。
③ 左側の鼻で息を吐き、今度は左側の鼻を押さえて右側の鼻で息を吸う。
④ 右側の鼻で息を吐く。
⑤ ②~④を繰り返し行う。
◆回数
左右で1度ずつ呼吸をするのを1回として、15回を目安に2セット行う。

3.腹筋運動

続いて、インナーマッスルを鍛えるための腹筋運動をご紹介いたします。
意識的な呼吸法の後に腹筋運動を行うことで効果が高まります。

3-1.フロントブリッジ

止まった状態でインナーマッスルを刺激する運動です。まずはこのプランクから運動の土台つくりをしていきましょう。

フロントブリッジ

【やり方】
① うつ伏せに寝た状態で、肩の真下に肘を置く。
② 肘と足部のみで体を浮かし、お腹とお尻に力を入れて体を支える。
③ 頭から足先までが一直線になるようにキープし、お尻の位置が落ちないように保つ。
◆回数
③の状態を、30秒キープを目安に2セット行う。

3-2.ウォームレイズ

プランクと異なり、動的にインナーマッスルを鍛える方法です。初めての方はまずは静的な動きであるプランクを行って、インナーマッスルを意識できるようになってから行いましょう。

ウォームレイズ1
ウォームレイズ2

【やり方】
① うつ伏せに寝た状態で、肩の真下に肘を置く。
② 肘と足のみで身体を浮かし、お腹とお尻に力を入れて体を支える。
③ 肘で床を押し、三角形に見えるようにお尻を上に突き上げる。
④ ②の姿勢にゆっくりと戻っていき、繰り返し行う。
◆回数
10回を目安に3セット行う。

3-3.ダイアゴナルバランス

こちらも動的にインナーマッスルを刺激する運動です。左足と右腕のように対角で動かして、お腹をへこますだけでなく「くびれ」をつくることにも効果的です。

ダイアゴナルバランス

【やり方】
① 四つん這いの体勢をつくる。
② 頭から腰までを一直線にする。
③ 左足を浮かし、次に右手を浮かす。
④ 指先から踵までが平行になるように保つ。
⑤ 次に反対側である右足と左手でも行う。
◆回数
左右の対角線を1セットで5秒3回ずつ、目安として3セット行う。

4.有酸素運動(ウォーキングやジョギング)

お腹をへこませるには、お腹に溜まった脂肪を燃焼させることが必要です。インナーマッスルがしっかり機能する状態で有酸素運動を行うことにより、代謝が上がり脂肪燃焼効率を高めることができます。まずはウォーキングやジョギングなどの取り入れやすい運動から行っていきましょう。その際に意識してもらいたいポイントについてご紹介いたします。

4-1.姿勢を意識する

ただやみくもに運動すれば良いわけではなく、姿勢を意識することが大切です。姿勢は骨盤から頭までを一直線にする意識が重要です。そのためには猫背のような姿勢にならないように胸を張りましょう。また、お腹にも力を入れて歩くとスムーズな移動が身に付きます。

4-2.20分以上続けることで脂肪が燃焼しはじめる

有酸素運動は最低でも20分以上行うようにしましょう。運動開始から20分間は糖質中心に消費されます。脂肪が主なエネルギーとして消費され始めるのは、この20分間の後からとされています。よって20分~60分を目安に運動を行ってみましょう。

4-3.毎日続ける

ウォーキングやジョギングはできるだけ毎日行うようにしましょう。日頃から取り入れることでミトコンドリア数が増加し、脂肪を燃焼しやすい体を目指すことができます。開始から2週間で効果を実感できる方が多く、1ヶ月継続できるとお腹が徐々に絞られてきた実感が増してきます。

4-4.お腹をすっきりさせるための食事改善

お腹の脂肪を減少させるには運動で脂肪を消費するとともに、食事の改善で新たな脂肪の蓄積を防ぐ必要があります。お腹をへこますために必要な食事改善方法をご紹介いたします。

4-5.豆腐・納豆などの低カロリーな食品をとる

お腹に脂肪が蓄積されてしまうのはカロリー摂取量が消費量をオーバーしているのが原因です。簡単な改善方法としては、カロリーを抑えることです。低カロリーの食品としては、海藻類や野菜類、大豆類などがあります。海藻類や野菜類は食物繊維が豊富なので腸の調子を良くしますし、大豆類は体をつくるために重要なタンパク質量が多いのでおすすめです。

4-6.ささみなどの高タンパク質な食品をとる

たんぱく質の摂取量が少ないと、体は筋肉を分解しエネルギーとして利用しようとしてしまいます。そうすると、基礎代謝量が減ってしまい脂肪を燃焼しにくい体になってしまいます。これを防ぐためにも日頃からたんぱく質を摂取しましょう。たんぱく質が多く含まれる食品としては、先ほど紹介した大豆類、肉類や魚類があげられます。特に鶏のささみ肉や胸肉はたんぱく質が多いだけでなく、低脂肪でもあるのでおすすめです。

4-7.余分な糖質から減らす

糖質を摂取すると、ホルモンの分泌により脂肪を溜め込みやすくなってしまいます。そのことから、糖質は自分に必要な分だけを摂取するようにしましょう。例えばご飯であれば1日2杯以下になるように意識してみましょう。

4-8.アルコールの量を減らす

アルコールには1gあたり7kcalが含まれており、ビール中ジョッキであれば約200kcalになります。またアルコールは、他の栄養素より先に代謝に使われるため、本来燃えるはずだった脂質や糖質が後回しにされ、お腹周りが太りやすくなります。自分の適量を理解するとともに休肝日を設けるなど、飲み過ぎないようにしましょう。

5.【まとめ】お腹をへこませるならまずは脂肪を減らすことが大事

お腹をへこませるにはインナーマッスルをしっかり鍛えることが重要です。そのためには自分に合った呼吸法や腹筋運動を取り入れてみましょう。また有酸素運動や食事改善も同時に行うことが有効です。しっかりとインナーマッスルが機能する状態で有酸素運動や食事改善を行うことで脂肪を効率的に減らすことができます。理想の自分をイメージしながらまずは2週間続けてみましょう。

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