ストレートネックと枕の関係は? ストレートネックによる4つの弊害

ストレートネックと枕の関係は?ストレートネックによる4つの弊害

ストレートネックという言葉を聞いたことがあるでしょうか?ストレートネックは頸椎がゆがんでしまうことによって生じます。頸椎がゆがむと、姿勢が悪くなり様々な状態が現れるようになります。まだまだ一般的な認知度が低い言葉ですが、現代ではストレートネックに悩んでいる人が増えています。ストレートネックとはどのような状態を引き起こすでしょうか?

1. ストレートネックとはどのような状態か?

ストレートネックは生活習慣の中で無理な姿勢を続けることで頸椎(首の骨)にゆがみが生じた状態のことを指します。

1-1. 正常な頸椎とは

通常、頸椎は緩く「く」の字を描くようなカーブをしています。頭は意外にも重く、5kgから10kg程度となっています。頭の重さを支えるため、頸椎は特徴的なくの字のカーブをしています。

1-2. ストレートネックの状態とは

しかしストレートネックの状態になると、頸椎がくの字カーブからまっすぐの状態となります。頸椎がくの字をしていると、頭の重さは下方向に真っすぐかかります。しかしストレートネックになると頭が前に飛び出た状態となり、前傾姿勢となり、頭の重さが斜め下のほうにかかってきます。


普段の生活習慣の中で
頸椎がまっすぐになってしまった状態がストレートネックです。

2. ストレートネックによる弊害とは

頸椎が正常な状態ならば頭の重さはまっすぐ下の方向にかかり、正しい姿勢を保つことができます。しかしストレートネックになると頭の重さが斜め下の方向にかかるため、姿勢が悪くなっていきます。頭の重みにより肩や首に負担が掛かる状態となるため、以下のような弊害が現れます。

2-1. 睡眠時の肩や首の痛み

睡眠時には肩や首など特定の部位に負担が掛かりやすくなります。ストレートネックになると、首と肩への負担が増加して、睡眠時の痛みの原因となります。頸椎がまっすぐのため頭が高くなりすぎて、それを支える首や肩に頭の重みが圧し掛かってくるためです。そのため朝、起きたときに首や肩に痛みが生じやすくなります。


睡眠時の首や肩の痛みではありませんがストレートネックの人は頭が高い位置になり気道が閉塞されがちです。大きないびきの原因になったり、場合によっては睡眠時に生じるリスクの要因になることもあります。

2-2. 頭痛、めまい

ストレートネックになると前傾姿勢となるため、立っている時に重心が前のほうに傾きます。頭の重さを主に首だけで支えるようになるのですが、首は様々な神経が通っている非常に重要な部位です。普段の生活の中で負担が掛かり続けることで、首の痛みが現れるようになります。慢性的に首の痛みが生じていると、筋肉が炎症を起こし首の神経を傷めてしまうことがあります。首の神経が障害されると、頭痛の原因となります。

2-3. 眼精疲労

眼精疲労|ストレートネックによる弊害とは?

ストレートネックで日常的に首や肩の筋肉がこわばっていくと、視神経にも影響が出てきます。視神経を直接障害することはありませんが、眼精疲労を起こすことがあります。目が疲れやすくなり視力が低下したり、目がショボショボとしやすくなったりします。

2-4. 手や腕のしびれ

普段の生活で首の筋肉がこわばると、手や腕につながる神経が圧迫され、しびれがでてくることがあります。ピリピリとした一時的なものがほとんどですが、ストレートネックを放置すると慢性化する可能性があります。

3. ストレートネックの原因とは?

現代ではストレートネックに悩む人が増えています。それはなぜなのでしょうか?

3-1. 合わない枕

睡眠時の頸椎の姿勢が不自然だとストレートネックが懸念されます。特に高さが合っていない枕を使っていると、睡眠中も頸椎がまっすぐ伸びた状態となり、ストレートネックのような状態となります。そのような合っていない枕を使い続けていると、頸椎がだんだんとその状態に近づいていき、ストレートネックの一つの要因となり得ます。

3-2. 猫背

デスクワークが中心の人はつい、立ち姿勢でも背中が丸まって猫背の状態になってしまうことがあると思います。猫背の状態は頭が前に飛び出た前傾の姿勢となっています。猫背の状態は頸椎がまっすぐになっている状態でもあるので、知らず知らずのうちのストレートネックになるリスクを冒している可能性があります。


意識して猫背にしないようにしても、長時間のデスクワークをしているとつい疲れから猫背になってしまうこともあると思います。背筋をピンとさせるのに疲れたら一度立ち上がって軽いストレッチなどをするようにするとよいでしょう。

3-3. 長時間のスマートフォンやタブレットの使用

デスクワーク以上に、現代人にストレートネックが多い原因がスマートフォンやタブレットであると考えられています。普段、スマートフォンを使うときのことをイメージしてほしいのですが、のぞき込むような前傾姿勢になることが多いのではないでしょうか?そのような姿勢をしているとき、頸椎はまっすぐに近い状態になっています。長時間のスマートフォンやタブレットの使用はストレートネックの大きな要因となるので、使い過ぎには注意しましょう。

4. 自分に合った枕とは?

自分に合った枕とは?|ストレートネックによる弊害とは?

起きている間に姿勢を意識することは大事ですが、寝ている間の姿勢も大切です。自分に合った枕を利用して、睡眠時に不自然な寝姿勢にならないようにすることは睡眠時の負担を軽減するのにとても重要です。では、自分に合った枕とはどのような枕なのでしょうか?

4-1. 理想的な寝姿勢を作ることが大事

睡眠時に無理な姿勢を取らないためには理想的な寝姿勢を作ることが重要です。寝るときは主に仰向けに眠る人と、横向きに寝る人がいると思いますが、それぞれの理想的な寝姿勢は以下のようになっています。


仰向き寝のとき:「背骨が緩やかなS字カーブを描くくらいの高さ」
横向き寝のとき:「背骨がまっすぐになるくらいの高さ」


寝姿勢に関わるのは主に枕の高さです。特に高すぎる枕は色々なリスクが生じます。では、理想的な寝姿勢を作るための枕のポイントを次項で解説します。


関連:睡眠時の腰に負担がかかりにくい寝方は? 仰向け?うつ伏せ?横向き?

4-2. 自分に合ったよい枕の条件とは?

自分に合ったよい枕の条件は高さ、素材、大きさが適切であることです。枕を選ぶときは事前に使用感を試してみて、上述した理想的な寝姿勢になるかどうかを確認してから購入するようにするとよいでしょう。

4-2-1. 体圧分散性

また、睡眠時の頸椎や肩への負担を軽減するため、体圧分散性の高い素材から作られている枕を選ぶのも良いと思います。体圧分散性は特定の部位にかかりやすい負担を、そのほかの部位に分散させることで負担を軽減させる働きのことです。一般的に低反発素材で作られている枕は体圧分散性が高いと言われています。

4-2-2. 大きさ

枕の大きさも、睡眠の質を高めるためには重要です。枕が小さいと、寝ている最中に寝返りで枕から頭が外れてしまうことがあります。そうなると一時的に目覚めてしまうことがあります。就寝中に自然に目が覚める以外の理由で起きてしまうと、睡眠の質が低下してしまうので寝返りをしても枕から頭は外れない程度の大きさの枕を選ぶことをおすすめします。


関連:【低反発~高反発】お悩み別おすすめの枕の選び方・比較

5. ストレートネックになったら整形外科へ

デスクワークやスマートフォンの使用時間が長く、姿勢の乱れが気になっている場合ストレートネックになってしまっていることがあります。姿勢が以前と比べて悪くなっていることに加えて、頭痛や眼精疲労、手や腕のしびれ、肩・首の痛みなどが現れているならば、ストレートネックの可能性が高いと考えられます。


ストレートネックも初期の段階ならば、そこまで日常生活で困るものでもありません。しかし治療せず、慢性化させてしまうと神経を障害して日常的に頭痛やしびれが出るようになります。


QOLを著しく低下させる可能性があるので、ストレートネックかもしれないと思ったら整形外科で診察を受けるようにしましょう。

6. まとめ

・ストレートネックは頸椎がまっすぐになった状態
・睡眠時の方や首の痛み、頭痛、眼精疲労手や腕のしびれなどの症状が現れる
・合わない枕を使うことで睡眠時の頸椎に負担が掛かりストレートネックの要因となることも
・長時間のデスクワークやスマートフォンの使用による前傾姿勢も要因の一つ
・自分に合った高さと素材の枕を使う事が大事
・ストレートネックになったら整形外科で診察を

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